黒部市議会 2021-09-27
令和 3年第4回定例会(第4号 9月27日)
認定第1号 黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定についての主だったもの6点について意見を述べます。
まずはじめに、歳入第5
款財産収入、第2項
財産売払収入、1目
不動産売払収入についてであります。当初予算では1,622万7,000円、市が保有する未利用地を売り払うとのことでありましたが、決算では575万4,000円であり、当初の予算のわずか3割強の結果でありました。
歳出第2
款総務費、第1項
総務管理費、2目
職員厚生研修費についてであります。2019年1月、
官製談合防止法違反容疑で職員の一人が逮捕され、その後有罪となりました。
事件発生後、
再発防止に
公務員倫理コンプライアンス研修等を行ってまいりました。
令和元年では345人の研修でありました。しかし令和2年度は120人であります。元年と比較すると225人少なくなっております。
いくらコロナ禍であってもあまりにも少なすぎませんか。
事件発生からまだ2年であります。
歳出第2
款総務費、第1項
総務管理費、8目
財産管理費についてであります。予算では
工事請負費でありますが、しかし工事は行われず、ほとんどが役務費や委託料への流用でありました。これは当初予算は流用のための予算であったと言わざるを得ません。
歳出第6
款農林水産業費、第1項
農業費、2目
農業総務費の中の
農地流動化促進対策事業、
放棄農地解消協力金についてであります。予算は
担い手不足や
条件不利地であるために、
内部調整がつきづらく
耕作放棄地となった前沢、
石田地区への農地2.8ヘクタールを協力金によって解消することでありました。結果は0.3ヘクタールでありました。
歳出題6
款農林水産業費、第1項
農業費、6目農業施設管理費の中の宇奈月ビール株式会社への貸付金についてであります。私はこれまでも宇奈月ビール株式会社への貸付金5,200万円について述べてまいりました。毎年500万円の返済を行うとのことでありましたが、返済金額がこの計画に到底及んでおりません。このようなことでは市民の皆さんは納得いたしません。
歳出第8款土木費、第4項都市計画費、2目交通環境整備費の中の黒部宇奈月温泉駅周辺施設維持管理費についてであります。駅周辺の施設用地借地料が2年度決算では、面積8,390.38㎡、金額にして約340万円の借用地が8筆あります。当時の価格では約1億4,470万円と伺っております。新幹線が開業して7年であります。果たして市民の皆さんは、新幹線駅周辺に借地がこんなにたくさんあることを知っておられるのでしょうか。以前にも述べてまいりましたが、今後路線価格も上がり、固定資産税も上がってまいります。
決算特別委員会では、他の委員からも借用地について解決すべきとの意見がありました。当局の借地解消への考えが全く見えてまいりません。
最後に令和2年度一般
会計決算では6億3,037万7,000円の黒字決算でありました。もう少し地区要望などに応えることができたのではと、私は思う次第であります。
以上、私の指摘した事業はいずれも市民の血税で行われていることを忘れないでください。なお、
決算特別委員会で出された意見や要望が次年度予算に反映し、住民要望に少しでも応えることができる予算になることを期待いたしまして私の討論といたします。
〔16番
橋本文一君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 次に、12番、
小柳勇人君。
〔12番
小柳勇人君登壇〕
○12番(
小柳勇人君) 認定第1号から認定第11号まで、令和2年度決算認定に関するすべての議案に対して認定に賛成の立場から、
自民同志会、龍の会、公明党、
大志会、
自民クラブを代表して討論いたします。
令和2年度決算は一般会計総額268億3,070万2,000円、
特別会計を含め、320億6,802万3,000円、そのうち52億3,733万1,000円が
新型コロナウイルス感染症対策の
補正予算でした。
昨年度は
新型コロナウイルス感染症対策、オリンピックを含めた各種行事の中止、人流交流がストップする異例な1年となりました。また、1月は主要道路がストップし、交通障害が起こるなど災害級の大雪に見舞われました。
決算認定にあたっては、昨年度の特徴を踏まえたうえで必要な経費が執行されているか、事業執行により市民の便益が向上したかなど、16名の議員で審査してまいりました。
さらに、国の
臨時交付金を活用した
コロナ対策事業について特化した資料を当局に作成していただき、その財源や事業内容についても審査いたしました。その過程において、賃借地のランニングコスト、各種イベント事業の企画、実施方法、高齢者福祉の更なる充実など、各議員より建設的な意見があったところです。
さて、歳入においては市民税の減収と合併地域振興基金の減少など、財政硬直化が心配され、人口動態が変化していく中で、次年度以降の
予算編成においてはワイズスペンディングの徹底が期待されます。
一般会計では、基幹系クラウドシステム拡充やRPA、GIGAスクール構想など、デジタル対応が進みました。
特別会計では、牧場事業会計について牧場運営に努力が見られることを踏まえ、黒部市が進める民営化について将来展望が描けるかが期待されています。
企業会計では、昨年度に上下水道会計において料金改定があったことを踏まえ審査を行いました。病院会計においては、コロナ感染症による経営の影響について審査を行いました。審査の過程から、
特別会計への一般会計からの繰出金について、引き続き留意する必要があることを指摘せざるを得ません。また、病院会計においては、国の繰入基準と本市の金額には差異があります。富山県の新川医療圏の中核病院として安定した経営とその費用負担について、現在の安定している時期に検証していくことを提案いたします。
以上の審査の過程において議論してきたことを踏まえ、今年度の予算執行及び来年度の
予算編成において、引き続き
市民福祉の向上を目指し、行政運営に努力されることを期待いたします。
最後に、
コロナ禍の中でも医療体制の維持や
ワクチン接種体制に尽力された医療従事者及び当局の関係者に敬意と感謝を申しあげ、討論としたします。
〔12番
小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 他に討論はありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、「認定第1号 令和2年度黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」ほか、10件を採決いたします。
議題のうち、まず、「認定第1号 令和2年度黒部市
一般会計歳入歳出決算の認定について」を起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立多数であります。よって、「認定第1号」は認定することに決しました。
次に、「認定第2号 令和2年度黒部市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第3号 令和2年度黒部市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第4号 令和2年度黒部市
発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第5号 令和2年度黒部市
地域開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第6号 令和2年度黒部市
牧場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第7号 令和2年度黒部市
フィッシャリーナ事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、「認定第8号 令和2年度黒部市
病院事業会計決算の認定について」、「認定第9号 令和2年度黒部市
水道事業会計決算の認定について」、「認定第10号 令和2年度黒部市
簡易水道事業会計決算の認定について」及び「認定第11号 令和2年度黒部市
下水道事業会計決算の認定について」、以上、10件を一括して採決いたします。
本10件に対する
委員長の報告は、「認定すべきもの」であります。
委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。よって、「認定第2号から認定第11号」まで、以上、10件は認定することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第3、「議案第72号」を議題といたします。
市長より提案理由の説明を求めます。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君) おはようございます。
議員各位には、連日、誠にご苦労様でございます。
ただいま上程となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。
議案第72号は、「
農業委員会委員の任命について」であります。現在、
農業委員会委員が1名欠員となっておりますことから、新たに「黒部市柳沢80番地、中坂 稔さん 64歳」を任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
以上、追加提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げ、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〔市長 大野久義君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 議案の細部説明のため、暫時休憩いたします。
全員協議会を開催しますので、ご関係の方は、第1
委員会室へお集まり願います。
休 憩 午前10時37分
再 開 午前10時50分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3の議事を継続いたします。
これより「議案第72号」について質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「議案第72号」については、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって「議案第72号」については
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
「議案第72号
農業委員会委員の任命について」を採決いたします。
本件は、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、「議案第72号」は、これに同意することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第4、「
議員提出議案第4号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書」についてを議題といたします。
本件について、
議会運営委員会から提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、新村文幸君。
〔
議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○
議会運営委員長(新村文幸君) ただいま上程されました、
議員提出議案第4号について、
議会運営委員会から提案理由の説明を申し上げます。
「
議員提出議案第4号」は、
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書についてであります。意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。地方自治体では、
コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。
よって、国においては、令和四年度地方税制改正に向け、次の事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済
財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。
2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。
3 令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4 令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。
5 炭素に係る税を創設又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。
以上、提案理由をご説明申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。
〔
議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) これより「
議員提出議案第4号」について質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「
議員提出議案第4号」については、会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託は、省略いたしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって「
議員提出議案第4号」については
委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論を行います。討論は、ありませんか。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 討論なしと認めます。これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決を行います。
「
議員提出議案第4号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書」についてを起立により採決いたします。
本件については、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
木島信秋君) 起立全員であります。よって、「
議員提出議案第4号」は、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第5、「各
常任委員会及び
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の
議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。
各
委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出一覧表のとおり、所管事務の審査について、
議会閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、各
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第6、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」、「
デジタル社会への
調査検討について」及び「
議会改革に関わる事項について」、以上、3件を
一括議題といたします。
本3件を付託した各
特別委員会の審査の結果について、各
委員長から報告を求めます。
まず、観光・
都市活性化振興特別
委員長の報告を求めます。観光・
都市活性化振興特別
委員長、辻 泰久君。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 辻 泰久君登壇〕
○観光・
都市活性化振興特別
委員長(辻 泰久君) 本
特別委員会に付託されております、「
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について」ご報告申し上げます。
9月15日、本
委員会を開催し、まず、黒部ルート一般開放に向けた説明会を開催し、安全対策工事及び旅行商品化について説明を受けたのであります。
次に、当局から所管事項に係る経過報告を受けたのであります。
続いて、当局から道の駅「KOKOくろべ」の概要説明、及び黒部ルート一般開放に向けた魅力創出・受け入れ体制整備等について取組状況の報告を受けたのであります。その概要を申しますと、道の駅「KOKOくろべ」の最新版の工事等の整備スケジュールにより、現在のところ、令和四年春の開業に向け、特段の遅れはなく順調に整備が進んでいることを確認したのであります。また、黒部ルートの旅行商品化に関連した当局の取組状況を確認したのであります。
その後、当局と所管事項における今後の事業促進の方向等について、意見交換したのであります。
その結果、本市における
観光振興及び
交流人口増加による
都市活性化について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔観光・
都市活性化振興特別
委員長 辻 泰久君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 次に、デジタル化推進特別
委員長の報告を求めます。
デジタル化推進特別
委員長、
柴沢太郎君。
〔デジタル化推進特別
委員長 柴沢太郎君登壇〕
○デジタル化推進特別
委員長(
柴沢太郎君) 本
特別委員会に付託されております、「
デジタル社会への
調査検討について」ご報告申し上げます。
9月15日、本
特別委員会を開催し、デジタル庁、データスペシャリストの下山紗代子氏から「デジタル庁について、オープンデータの活用について」など五項目に関しての研修を受けたのであります。
次に、黒部市のデジタル化についての現状と今後の
取り組みについて報告を受けたのであります。その概要を申しますと、8月23日に「黒部市デジタル化推進プロジェクトチーム」が立ち上がったこと等について報告を受けたのであります。
その結果、本市における
デジタル社会への
調査検討について、引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔デジタル化推進特別
委員長 柴沢太郎君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) 次に、
議会改革特別
委員長の報告を求めます。
議会改革特別
委員長、
小柳勇人君。
〔
議会改革特別
委員長 小柳勇人君登壇〕
○
議会改革特別
委員長(
小柳勇人君) 本
特別委員会に付託されております、「
議会改革に関わる事項について」ご報告申し上げます。
現在、議論を進めております議員定数については、課題として選定した「
常任委員会のあり方」、「類似団体・近隣団体との比較」及び「定数18名における議会のあり方」について議論を終え、それぞれ意見の取りまとめを行ったのであります。
これら3つの課題の検討結果を踏まえ、全委員が各々の議員定数に対する考えや思いを述べ、自由討議を行ったのであります。
その後、議員定数について具体的な提案を募り、本
定例会において、示された案の意見集約を行うこととしたのであります。
また、並行して、幹事会において、市民パブリックコメント及び各種団体との意見交換に備え、議員定数の協議係る報告書の作成に着手いたしました。
本
特別委員会では、「
議会改革に関わる事項について」引き続き調査・研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで継続審査すべきものと決定した次第であります。
〔
議会改革特別
委員長 小柳勇人君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの、各
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本3件に対する各
委員長の報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。
各
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、本3件は付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○議長(
木島信秋君) 日程第7、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から報告を求めます。
議会運営委員長、新村文幸君。
〔
議会運営委員長 新村文幸君登壇〕
○
議会運営委員長(新村文幸君) 本
委員会に付託され、
議会閉会中の継続審査に付されております、
議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。
本
委員会は、7月21日に開催し、9月
定例会の会期及び会議日程について、並びに
決算特別委員会の設置と日程等について協議したのであります。また、議会報告会について、及び
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の今後の方向性について協議いたしました。加えて、延期している行政視察について、
新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況を踏まえ改めて協議し、さらに当面延期することとしたのであります。
次に、8月25日に開催し、9月
定例会の市長提出議案九件、令和2年度各
会計決算の認定について11件、及び報告2件の説明を受けた後、その付託
委員会について協議したのであります。また、9月
定例会における先議について協議いたしました。加えて、
議員提出議案1件の取扱いについて協議したのであります。さらに、議会報告会について協議し、テーマを議員定数並びに
新型コロナウイルス感染症対策とし、実施することとしたのであります。また、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の方向性について再度協議し、感染拡大の状況を鑑み、
特別委員会を継続することを確認したのであります。また、さらなる
議会運営の効率化やわかりやすい議会づくりに資するため、議場でのスクリーンの活用等について協議したのであります。
次に、9月9日に開催し、市長追加提出議案1件の説明を受けた後、その付託
委員会を含む取扱いについて協議いたしました。
次に、本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案1件の取扱いについて協議したのであります。
以上の審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査する必要があると認め、
議会閉会中も継続して審査すべきと決定した次第であります。
〔
議会運営委員長 新村文幸君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の報告は、「
議会閉会中の継続審査」であります。
委員長の報告のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
木島信秋君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、「
議会閉会中の継続審査」に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
市長からご挨拶があります。
市長、大野久芳君。
〔市長 大野久芳君登壇〕
○市長(大野久芳君) 市議会9月
定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位には、今月1日から本日まで27日間にわたり開会されました今
定例会におきまして、本会議、
委員会等を通じ、予算、条例その他案件及び令和2年度各決算につきまして、慎重かつ熱心なご議論を賜り、議了、ご承認いただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
ご承認を賜りました
補正予算は、早期の執行に努めてまいりますとともに、審議の中で賜りましたご意見、ご要望等につきましては、調査、検討の上、適切に対処してまいります。
今
定例会におきまして、議決を賜りました「宮城県大崎市との
姉妹都市締結について」申し上げます。
宮城県大崎市との
姉妹都市締結は、黒部市の新市施行後初となりますとともに、市制施行15周年の記念にふさわしく誠に意義深い締結になるものと考えております。北海道根室市に続き、国内2番目の
姉妹都市となる大崎市とは、市民交流はもとより、産業や観光、さらには教育・文化といった様々な交流を通した強い結びつきを築くことで、両市のさらなる魅力向上と末永い友好の深化に大きく寄与するものと確信いたしております。11月5日に予定しております「
姉妹都市締結調印式」を、大崎市並びに黒部市の 両市民挙げて祝いたいと存じます。
加えて、翌11月6日には、市制施行15周年記念式典の挙行を予定いたしております。新市15周年の歩みを振り返り、市民がより一層絆を深め、「名水の里黒部」を誇りとしながら、本市のさらなる発展を思い描き、これからも前進していくことを市民とともに誓い、祝福しあう機会としたいと考えております。
私自身も、この15周年を契機として、本市のさらなる飛躍・発展に向け献身努力してまいりますので、市民の皆さまをはじめ
議員各位のご理解とご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
さて、私たちの
日常生活は長引く「
コロナ禍」、そして「
ウィズコロナ」の状況下にあります。国内においては、「第5波」による感染者拡大が落ち着きを見せる中、県内においても、本日9月27日から県独自の
感染対策警戒レベルを「
ステージ3」から「
ステージ2」へ移行させたところであります。
感染対策の規制が緩和されましたが、引き続き、気を緩めることなく、若年層の新型コロナウイルス
ワクチン接種の促進をはじめ、各種予防対策の徹底にご協力を賜りますようお願いするものであります。
なお、残念なお知らせとなりますが、本年11月28日に開催を予定しておりました「第38回カーター記念黒部名水マラソン」につきましては、諸般の状況に鑑み、先週9月24日に開催された大会実行
委員会において、昨年の第37回大会に続き、中止を決定したところであります。昨年に続き、連続の中止となり大変残念な状況となりましたが、実行
委員会の皆さまはじめ、関係各位との連携・協力のもと、来年、第39回大会の開催と成功に向け、万全の準備に取り組んでまいりたいと考えております。
いよいよ、黄金色に実った稲穂や朝夕の涼やかな風が、本格的な秋到来を実感させてくれる季節となりました。
議員各位並びに市民の皆さま方には、未だ
コロナ禍の中ではありますが、是非、「芸術の秋」、「
スポーツの秋」、「読書の秋、」そして「名月の秋」を満喫いただき、ますますご健勝でご活躍くださいますよう切望申し上げ、閉会のご挨拶といたします。
〔市長 大野久芳君自席に着席〕
○議長(
木島信秋君) これをもって、令和3年第4回
黒部市議会9月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時19分
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 木 島 信 秋
黒部市議会副議長 中 村 裕 一
署名議員 助 田 要 三
署名議員 金 屋 栄 次...